真美堂手塚箔押所は、未だ都心でも土の道路が多く残る昭和32年、新宿区天神町に創業しました。
以来、お客様にご満足いただける製品づくりの為、日々技術の向上に努め、
多くのお客さまからのご信頼をいただいて参りました。
大量消費を促した高度経済成長期を越え、平成の現在に至るまで、
人の暮らしや仕事のあり方には大きな変化がありました。
今わたしたちが考える「企業の責任」は、ものを作るだけでなく、限りある資源を大切に使うことはもちろん、
環境面に於いても持続可能な社会への貢献と、生産の現場から、社会全体をより良い方向へ導くことへと広がっています。
わたしたちは箔押にとどまらず、これまで培った技術をより多くの方のお役に立てるべく
これからも積極的な研究と開発を重ねてゆきます。
常に人の目線に立ち、より良い未来へと進んでいきたいと考えています。
有限会社 真美堂 手塚箔押所 取締役社長 手塚 博雄
社名 | 有限会社真美堂手塚箔押所 |
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所在地 | 東京都新宿区天神町66番地 |
設立年月 | 昭和43年9月21日 |
代表者 | 取締役社長 手塚博雄 |
事業内容 | 箔押、点字印刷 |
取引銀行 | 三菱東京UFJ銀行江戸川橋支店 |
加入団体 | 東京都印刷工業組合 |
昭和32年 | 手塚真美堂として創業 |
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昭和43年 | 法人化し、社名を有限会社真美堂手塚箔押所とする |
昭和47年 | 区画整理に伴い、新宿区百人町に一時移転 |
昭和48年 | 本社工場竣工で、新宿区天神町65番地に移転 |
平成11年 | 点字印刷部門創設 |
平成17年 | シリンダー箔押機導入に伴い、新宿区天神町66番地に工場移転 |
箔押は、溶剤を用いない印刷方法です。この点では、環境への負荷が少ないといえますが、
箔押された印刷物についても環境負担を減らす努力をしています。
1)ベースフィルム
2)離型層
3)保護・着色層
4)蒸着層
5)接着層
印刷物には2)〜 5)の層が転写されます。1)はポリエステル、4) は主にアルミニウムという成分構成です。
転写される厚みは2〜4ミクロンであり、リサイクル時の箔の離解、分散性には問題ありません。
(財)古紙再生促進センター、(財)日本印刷産業連合会や日本製紙連合会など6団体で組織する環境対応協議会では、平成18年1月10日に、印刷物資材「古紙リサイクル適正ランクリスト」規格を制定しました。それによると、箔押された印刷物は、板紙へのリサイクルには阻害にならないと分類されました。箔押された印刷物の処分は、古紙として処理できますが、各自治体の定める方法に従ってください。
当社では、廃棄処分量を減らすため、PP加工紙以外は、ほぼ100%リサイクル向け処分となっております。また、箔押後の箔カスについては焼却処理による問題はありません。