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2016年版バリアフリーカレンダーの製作過程を公開! Part2

第2回目は、新たな版の完成とそれを使った試作についてです。

平成27年6月19日
◆版の完成
 前回(6/16)、さらなる改良を目指し製版会社との打ち合わせをした結果、新たに2種類の版の製作を依頼。 その3日後、完成した版が届きました。

平成27年6月20日
◆新しい版を使った浮出しのテスト
 早速、新たな版での試作を行いました。

結果を写真で比較をしてみます。
最初は従来の版での試作 DSC_0112 浮き出た高さが不十分なせいか、文字に丸みを帯びていて、ふっくらした仕上がり。

続いて新しい版での試作 DSC_0111 こちらは文字に高さが出たことで、くっきりとしたシャープな印象。
指で触った感じも良く、一層読み取りやすい高さへと浮き上がりました。
そして何より、“しわの出ない”範囲でここまで浮き上がったことが一番の収穫でした。

ちなみに、実際にしわが出てしまった際の写真です。 DSC_0124-1 文字はすごく浮き出ていますが、数字の下部にしわが出てしまいます。
これでは見た目も悪く、触って読む際にも邪魔になり誤読の危険性もあるのです。

今回の試作の結果をふまえ、視覚に障害のある方にも安心してお使い頂けるよう、 しわに注意しながら
ハッキリと読める高さを出せるよう今後も改良していきます。